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14kgf(14Kゴールドフィルド)とは?
14kgf(14Kゴールドフィルド)とは?
簡単に言えば...14金のコーティングです。
芯となる金属(おもに真鍮)の表面に14金を着圧させたもので、
14金部分の割合が金属総重量の1/20以上となるものを14Kゴールドフィルドとなります。
14K(14金)とはどんな素材?
金や銀などはアレルギー反応が出にくいとされています。
【24K (24金)、 18K (18金)、14K (14金)、10K (10金)】
という表記は、金とその他の金属(銀や銅)の配合比率を表しています。
数字が大きいほど、金の配合割合が多くなります。
24Kが純金(純度99.99%)であるのに対し、14Kは全体の58.5%が金、残りの41.5%が他金属(銀、銅、パラジウム)の合金で構成されています。
純度が高い=他の金属の配合がすくない。
ですが、他の金属と配合するメリットはあります。
・リーズナブルに提供することが出来ます。
・金属の強度を高めることが出来ます。
・色味を調色(変化)させることが出来ます。
混合させる金属の比率を調整することで、色に変化させることができます。
世間で人気のあるピンクゴールドやホワイトゴールドなどのほんのり色が付いたゴールド素材はこのような配合の違いにより作られています。
ゴールドフィルド(GF)と金メッキ(GP)の違いは?
色の仕上げを目的とした金メッキ(GP)層の厚さは一般的に0.1ミクロン(1ミクロン=1/1000mm)以下ですが、 ゴールドフィルド(GF)の場合は金メッキの約100倍程度の厚さがあると言われます。
金メッキ(0.1ミクロン以下)の場合、使用中に衣服との摩擦などで3ヶ月~1年程度でメッキ層が摩耗してしまいますが、 ゴールドフィールド(GF)は金メッキよりもはるかに厚い層で作られている為、 長期間使用した場合でも剥げてくることは殆どありません。
金メッキ(GP)でも1ミクロン以上の膜厚にすることは可能ですが、その場合は光沢を出すため下地に ニッケルメッキが施されることが多く、金メッキ層が剥がれてくると下地のニッケルが露出し金属アレルギーの原因になることがあります。
表面の14K層の厚みは、通常のメッキと比べ100倍とも言われています。剥げにくく錆びにくいため、末永く使用することのできる素材です。
金属アレルギーの方にもおすすめの素材です
金属アレルギーが発症してしまう原因として、アクセサリーに使用される材質があります。
一般的にニッケル、クロム、マンガン、コバルトなどの金属はアレルギーを起こしやすい材質とされていて、これらの金属が含まれた合金に原因があるとされています。
ゴールドフィールド(GF)の場合は金メッキよりはるかに厚い層の為、表面が剥がれて下地の金属が露出することが殆どありません。 また、ニッケル、クロム、マンガン、コバルトの含有率は0.01%以下と、一般的にアレルギーを起こしやすい物質は殆ど含んでおりません。
※金属アレルギーについては個人差があるため確実には申し上げることができませんが、金属アレルギーをお持ちの方にご意見を聞くと、メッキ加工の金属にはアレルギーが出るけれども10Kや14Kはアレルギーが出ないという方は、14kgfでも問題なく使用できるという意見が多いです。
※アレルギーは個人差があるため、ご心配な方は皮膚科などでパッチテストをされるとご安心いただけるかと思います。
純金さながらの輝きの高級感と質感をリーズナブルに楽しむことが出来るため、欧米でも高級ジュエリー素材としてとても人気があります。